エチオピアの記憶

農園芸の生産・収穫・出荷などで利用する資材の展示会を見に幕張メッセまで行った時のこと。

目的とするブースをひと通り見終えて、普段あまり足を踏み入れないエリアに近づくと、
見慣れた国旗のカラーが目についた。

緑と黄色と赤。
アフリカの国々で多用されている色。

エチオピア。



エチオピアの丸いおばちゃん達が何やら丸くなって話し込んでいる。
日本人スタッフらしき女性に話しかけてみた。

「すいません。個人的興味でお伺いしますが、エチオピアのバラは有名なんですか?」
まったく失礼な問いかけである。
そんな質問に対して日本人スタッフはとても丁寧に答えてくれた。
なんでも切花はコーヒーに次ぐ輸出品目なのだそう。

ひと通り聞いた後に切り出した。
「数年前にエチオピアに行ったことがあるんですよ。」



聞く所によるとその女性は、エチオピア大使館員で本来の仕事はビザ発給業務をしてるのだとか。
当然エチオピアに行ったこともあるし、エチオピアの細部も知っている人である。

本来こういう場では、バラに興味を持ったお客さんの相手をしなくてはならないのに、
こっちも遠慮しなくてはいけないのに、ローカルネタで大爆笑。



丸いおばちゃんがエチオピアコーヒーを淹れてくれて口から出た言葉は
「アムゼグナッロー(=有難う)」

訪れたのは2004年の8月。
正しい人に、正しいタイミングで、正しい言葉を使う。
実に7年ぶりに口から出たアムハラ語でした。


再会

色々なイベントに継続して出店していると、お客さんや他の出店者さんと仲良くなっていきます。
おすそ分けを頂いたり、お返ししたり、作品や商品を物々交換したり、イベント情報を教えてもらったり。出店する側としてはそういう再会も一つの楽しみだったりします。

今回のアースガーデンでは嬉しい再会が2つありました。

一つは数年前に「獏原人村の満月祭」に遊びに行った帰りに乗せた、
ヒッチハイカーカップルと出会ったこと。2人は結婚して子供も生まれていました。
いやー、ビックリです。はじめ分からなくてキョトンとしてしまいました。
ありがたい事に冷たい差し入れまでいただいて感謝、感謝。
幸せをいただきました。

もうひとつは、今年の正月にマリの首都、バマコのニジェールリバーサイドで濃密な時間を過ごしたしゅうへい君に再会したこと。コチラは結構最近のせいかキョトンとすることはなかったにしろ、どこであったのかすぐに思い出せない微妙な間。
「あっ!バマコ」「ニジェールリバー」「バラフォン」「アラマ(ジャンベ師匠)」「ヤヤ(バラフォン師匠)」
と単語が出てくる度に思い出す当時の情景。

今年の正月↓


7月3日 髪が伸びてますね。↓



日本に居ながらにして旅をしている感覚。「再会=旅」の方程式。
こういうイベントって、過去の自分の集大成を現在でも見せることに、これからの未来を楽しく過ごす大きな意味合いがあるように感じます。

まだまだこれからが楽しいんです。

アフリカめし

西アフリカから戻ってはや一月半が過ぎようとしています。。
早いものですね。

ところで、ジェンネで買ったピーナツバター(というか、ピーナツをひたすらすりつぶしたもの)。
パンにつけてもおいしいのですが、西アフリカの人たちは基本的に調味料として使っています。
このピーナツバターは甘くなくて、少しスパイスが入っていてピリリとします。
調味料として使うとコクが出て、なかなか。

先月作ったアフリカめし。
右:チキンのピーナツシチュー(セネガルでマフェと呼ばれているもの、のつもり。)
左:サザ(マリでは何て呼ぶのか知らないけど…。コーンミールをお湯で練ったアフリカの主食。)

写真ぼけてますが・・・。

マフェの作り方:
チキンとたまねぎを炒めて、トマトソース少しとコンソメと水を加えて、ピーナツバターをかなり入れて、最後にみじん切りのオクラも加えて、ぐつぐつ煮込む。(かなりテキトー)
オクラが入るところもアフリカ風です。
シチューがとろんとしてよろしい。

サザを手でちぎって、ピーナツシチューにつけて食べます。

マリではこういうシチュー的なものを何度も食べたけど、メニューなんてものは存在しないし、
言葉もわからないので、結局料理の名前は分からずじまいでした・・・。
↓マリのどこかで食べた何か。

屋台では主食はライスかクスクスが多かった。

今度行ったら「これ何?」くらい聞けるように、現在フランス語勉強中。

世界遺産@ジェンネ

今回の旅で首都バマコの他に訪ねた都市、ジェンネ。

この町は世界遺産にも登録されていて、
最も目を引く建築物が「泥で塗り固められたモスク」です。
このモスク「100年後には見られない可能性が1番高い世界遺産」にも登録されているようです。

モスクの前の広場で毎週月曜日に市が立ちます。



この市でモヒョはひょうたんを3つ入手しました。

夜は夜で感慨深い光景です。
「こんな所までひょうたんを買いに来るなんて」と、物思いに耽ります。



このジェンネ、相方はいたく気に入っていたようですが、気になるのはその移動時間。

ロンリープラネット 西アフリカ」というガイドブックにはバマコから7〜10時間かかると
書いてありますが、それは運が良かった場合のこと。

今回は行き13時間。帰り19時間(待ち時間含む)かかりました。
西アフリカの交通の便の悪さを如実に表している数字ですね。

「人数が一杯(定員)にならないと出発しないシステム」を採用しているので
バス会社からすればとても効率の良い運行方法です。絶対に赤字路線は無いんだから。

先進国は客の視点から物事を考えているので、赤字路線だろうと定刻になれば出発する。
途上国ではバス会社からの視点なので、満員になった時が出発の時刻になる。
このシステムに慣れていない普通の観光客はイライラする。

今回は行きにスペイン人カップル?が乗っていて、
イライラしてる様子から粘り強い交渉、希望そして諦観。
移りゆく表情を相方とアフレコしながら観察を楽しんだ(これはいい暇つぶしになる)。

さて、移動手段はほぼ大型バスなんですが、このジェンネは主要幹線道路からは少し外れているために、分岐点で別の乗合タクシーに乗り換える必要がある。その乗合タクシーがこれ。

でかい牛肉のカタマリと一緒です。
モチロンこれも定員に満たないと出発しません。


行きがこれ↑で、帰りがこちら↓。
ドイツ人が興味津々。「俺らの車はこれだ」と言ったらスゲー笑ってた。


セルモーターが無いので押しがけです。


渡し船。
押しがけして飛び乗ります。


暇すぎる分岐点での待ち時間。


とまあこんな感じでしょうか?
暇さえちゃんと潰せれば旅の醍醐味を楽しく味わえます。

ここまで書いておきながら、マリの魅力が伝わっているか少し不安です。

Y


ひょうたん@マリ

ひょうたん屋としてはここでちょっとひょうたんの話もしておかねば・・・。

くびれのあるいわゆるひょうたん型のひょうたんは見かけませんでした。
主流は丸型。サイズは直径20cmくらいのものから60cmくらいのものまでいろいろ。
ちなみに、くびれありとくびれなし(丸orひしゃく)を交配すると一代目はくびれなしになるので、きっとくびれなしがメンデル的に優性なのでしょう。
おそらく原産地でのデフォルトはくびれなしだったのではないでしょうか。

ジェンネで買ったひょうたん。
(後列:いぼつき丸型ひょうたんとひしゃく型ひょうたん)


都市ではプラスチックやアルミの勢いに押されつつあるものの、
今もひょうたんは現役の道具としてバリバリ活躍しています。
米や豆など穀物を入れるボウルとして使われていることが多いようです。

特筆すべきはひょうたんの修繕屋さん。
ジェンネの市の一角で、数人の女性グループがせっせとひょうたんの修繕をしていました。(写真はダメと言われたのが残念・・・)
実際、町でみかける(基本的に道路が台所)ひょうたんにも修繕されたものが多くありました。
日本の骨董の金継ぎみたいなイメージですが、作業自体はもっと簡単。
水に漬けてやわらかくした繊維で継ぎ目を押さえて、その上を繊維で縫い合わせていきます。

通常は割れたひょうたんを継ぎ合わせるだけのようですが、
刺繍風にアレンジしたちょっとおしゃれなものもありました。
うーん、おもしろい。


ひょうたんはスイカみたいに地這いで育てられています。
田舎ではそこら中に畑があります。
収穫した丸のままのひょうたんを幹線道路の脇で売ってたりもします。
マリ北部は沙漠なのでわかりませんが、南部はニジェール川の水があるので
意外に(?)農業が盛んです。
そこそこ水があって、年中この日照量&暑さなら、さぞいいひょうたんが育つのでしょう。

バスの車窓から撮ったのでぼけてますが、
奥の方に転がっているスイカみたいのがひょうたんです。


ひょうたん好きにはなかなか楽しい国です。

M.


マリの魅力

時差ボケと休みボケでなかなか大変な日本の生活がスタートしました。
こういうときに頭がうまく切り替わる人っているんですかね?

とにかく夕方になると物凄い眠気が襲ってくる。
やらなきゃいけないことが沢山あるのという現実が迫っているのに遅々としか進まない。
 
どうしようも無いので開き直ってマリの魅力を伝えたいと思います。
まず手始めに食事について。

ヘンピなところに行くと「何を食べてるの?」とよく聞かれます。
そこに人が住んでいる以上、食べ物は必ずある訳で、
基本的には現地の人が食べている物を積極的に食べます。
 
例外?としては、現地食に飽きたら中華料理などを食べます。
異国に出て異国の料理を食べる訳ですが、中華がいかに嬉しい食べ物かがよく分かります。
基本我々はアジア人なんですね。個人的には中国という国には感謝しきりです。
もちろんマリにも中華レストランは存在しており、滞在中に3度も行ってしまいました。
だっておいしいんだもん。

さて、マリではこんなものを食べてました(中華を除く)。


おこめにジャガイモの煮込みをかけたご飯。
基本的には「ぶっかけご飯」と呼んでいますが、「〜丼」的な食べ物。



カレーのように見えますが違います。
なんでしょうかね?分かりません。
これはクスクスにオクラの入ったシチュー的何かをかけて、チキンをのせた食べ物。



これは豆の煮込みとチキン。
豆はアズキっぽい食感。まあいける口。



これはおこめにちょっとピリ辛のスープで煮込んだ牛肉入りのもの。うまいです。



これは泊まった宿で年末に出たフリーミール。
バターピラフっぽいものと、チキンと野菜の煮込みがレタスに乗っかってるもの。



さておやつです。

これはサモサっぽいですが、中身はひき肉と卵が入ってるものを油で揚げたもの。
うまいです。


これは牛肉の燻製と玉ねぎ。
塩コショウでいただきます。うまい。



カップケーキのようなもの。
違う味がするけどそれなりにうまい。



ピーナッツバターとパンとトマト
ピーナッツバターにはスパイスが入っていてうまいです。
パンはどこで買っても日本で食うパンよりうまいです。
トマトは5個で20円位。岩塩をつけて食います。これもうまい。



これは市場をブラついていたら見付けたアボカド。
その右にあるのはアボカドカッター。パリで入手した私物。
アボカドとトマトに塩とオリーブオイルで味付けしたものを「羊飼いのサラダ」という(我々は)。


袋入りのジュースを凍らせたアイス。10円程度で買える。
これはたぶんハイビスカスティーを凍らせたもの。

これはジンジャー味。

他にもバラエティは豊富です。お試しあれ。


これは毎朝の朝食。
フランスパンとカフェオレ。
フランスパンはどこで買ってもおいしい訳だけど、カフェオレのほうはビックリするほど甘い。
まずこのコップに3分の1程度が練乳で、それにインスタントコーヒーを小さじ半分。
そこへお湯を注ぎかき混ぜる。
これにフランスパンを浸して食う。マジで病みつきです。



イスラム圏ですが、ビールは買えます。大瓶で200円程度。
ラベルが逆さになってても中身はビールなので気になりません。
ただ分かりづらい所で売っているので、よく探さないと見つかりません。


と、まあこんな感じです。

どうですか?マリに行きたくなったでしょう?


帰国

明けましておめでとうございます。
今年も一年、モヒョを宜しくお願いします。

無事西アフリカはマリから日本へ帰国しました。
さて、今回のマリ行きはショートトリップにしてはかなりディープなトコロまで堪能できたようです。
追って詳細は書いていこうと思います。

まずは今回のマリ行きの目的について。
行きたい場所があってヤリたい事がある。

行きたい場所・・・ジェンネ
           この町は首都バマコから約570km離れたところにあって、
           毎週月曜日に開かれるマーケットが魅力的。そこでひょうたんを買う。
           これにかかる日程が移動日を含めて3日。

ヤリたい事・・・ジェンネに行く3日間を除いた日はバラフォンを習う。

この2つ。


完遂できたのは言うまでもなく、コラ(これもまた西アフリカのひょうたんを使った楽器)も
習うことができて、おまけにアフリカンティーの淹れ方まで習えたりして、
人との出会いに恵まれた旅になりました。

途中から、暫く味わっていない「長期の旅感覚」を身にまとって短期滞在を味わう事ができました。
マリに超感謝です。

では、とりあえず動画でもどうぞ。

パリ

パリ到着。
長い一日が終わります。

宿でぐっすり眠りたい。

さて、天気は雪。気温−2度。

明日の夜にはバマコです。ちゃんと着くか?
それよりもちゃんと帰れるか心配です。

スイスエアー

101223_211830.jpg
ようやくチューリッヒ。
日本を出発したのが14時。15時間かかってるのに現地はまだ21時。

しかしまあスイスエアーに初めてです。

乗り継ぎ

101224_020728.jpg
経由地のコペンハーゲンに到着です。

予定を1時間オーバー。
さらに、ここからパリに向かう便がキャンセルになったようで、一回チューリッヒへ向かい、そこからパリに行く便へ変更です。

いつになったらパリに着くのでしょう?

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