ひょうたん楽器-バラフォン

 ひょうたんを使った楽器そのバラフォン
 

 
バラフォンは西アフリカの楽器で、簡単に言ってしまえば木琴なのですが、
その木琴の原型がバラフォンになります。
 
特徴は鍵盤の下にぶら下がっている共鳴用のひょうたん。
そこには穴が開いていて、その穴を塞ぐように薄いビニールが貼ってあります。
(本来であれば蜘蛛の巣が貼ってある)
鍵盤とひょうたんがうまく共鳴するようにチューニングしてあると、
このビニールの部分が共鳴音と共にビンビンとした独特の音を醸し出します。
ひょうたんに穴が開いていないものもあり、こちらの方は澄んだ音がするのでメロディーラインに
最適のようです。
 
研究者ではないのでどれくらいの歴史があるのかはわかりませんが、古くても12〜3世紀頃には存在していたようです。歴史が曖昧な理由には文字が無かったせいもあるようですが、それを補完する上では重要なグリオという存在がありました。
 
グリオとはそれぞれの家系で扱う楽器が決まっていて、文字の無かった時代の歴史上の英雄譚、遠方の情報、各家の系譜、生活教訓などをメロディーに乗せて人々に伝えることを本来の目的としていて、その知識量の豊富さから王の側近などに取り立てられるグリオもいたようです。
(ウィキペディアより抜粋)
 
西アフリカのマリ共和国へ滞在していた時のこと、このバラフォンに魅せられてしまいます。
 

 
帰国後、このバラフォンを自分で作ってみたいと思い立ち、友人知人を巻き込んで制作開始。
鍵盤部分は材木店で入手し、いざひょうたんを取り付けようとするも、素ひょうたんの値段の高さに驚いてしまう。
 
これは自分で栽培するしか無い。
またもや思い立ち、今度は家族を巻き込んで栽培開始。
 
そうしてできたのがこのバラフォン。
 

 

音階は5音階、5音階ベースだけど高音が半音高くなっているもの、西洋で主流の7音階と、部族、地域によって違いがあるようです。中でも独特なアフリカンテイストを残しているのは、ガーナのロビ族であるカクラバファミリーが奏でるコギリ。



チューニングの方法は音階の命である鍵盤の削りこみからはじまる。
木材は叩いても振動しない場所があって、長さの約4分の1を残した2箇所が支点となる。
その支点を挟んで真ん中部分を薄く、アーチ状に削れば低く、
両端を薄くシャープに削れば高くチューニング出来る。

鍵盤のチューニングが終わったら、ひょうたんのチューニング。
ひょうたん自体を叩いてひょうたんの音を聞いてそれぞれの鍵盤に合わせていく。
微妙なチューニングは基本的には削ると高い音に、和紙などを貼ると低くチューニングできる。


自分のチューニングスタイルは基本のキーとなる音は最大の音量になるようにチューニングし、
その他の音はビンビン音がキーの音と干渉しないようチューニングする。
また、オクターブが上がるたびに6分の1音程度上げている。
これも低音と高音が一緒に叩かれたときに、より鮮明に聞こえるようにした考えな訳だけど、
効果があるかはよく分からない。


「やる気」というテンションがあれば5日くらいで制作できるはずだけど、
サラリーマンをしながらの休日を全てつぎ込むわけにはいかず、現状では3ヶ月ほどかかる。

最近では忙しくて演奏すらしていないけど、
リフォームとか仕事とかが落ち着いたらまたやりたいねぇ。


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

カレンダー

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

ホームページ

最近の記事

リンク

カテゴリー

月刊記事

コメント

プロフィール

others